
絵でつづる日本
〜ゆかしき情景〜
「山路来て 何やらゆかし すみれ草」。これは芭蕉が、野にひっそりと咲くスミレの姿に心ひかれて詠んだ句です。このように日本人は四季折々の自然の中で感性を磨いてきました。そして、この「心惹かれる、慕わしい」、また「見たい、聞きたい」といった心が動かされる気持ちを、“ゆかし”という風情ある言葉で表現してきました。本展覧会では日本画、工芸品を中心に、日本を代表する富士や桜、彩りに満ちた四季折々の情景、懐かしく郷愁を覚えるような田舎や古都の風景、新春にふさわしいたおやかな着物の女性、昔から語り継がれてきた物語や昔語の一場面が描かれた作品を、作家の言葉やエピソードなどを交えながらご紹介します。
【開催期間】
平成20年1月2日(水)〜
2月3日(日)
【開館時間】
午前10時〜午後5時
(入館は午後4時30分まで)
陽明文庫創立70周年記念特別展
宮廷のみやび
近衞家1000年の名宝
陽明文庫は、昭和13年(1938)に時の首相近衞文麿(近衞家29代当主)が設立したもので、近衞家が宮廷文化の中心として護り伝えてきた貴重な文書や宝物を収蔵しています。その所蔵品は各所で公開されてきましたが、このたび陽明文庫創立70周年を記念し、20万点にもおよぶその所蔵品の全貌を俯瞰するはじめての展覧会を開催いたします。
【開催期間】
平成20年1月2日(水)〜
2月24日(日)
【開館時間】
午前9時30分〜午後5時
(入場は午後4時30分まで)
特別展覧会
憧れのヨーロッパ陶磁
マイセン・セーヴル・
ミントンとの出会い
大英帝国がその繁栄を誇ったヴィクトリア女王の時代に活躍した著名な工芸デザイナー クリストファー・ドレッサーが選び、日本へもたらしたイギリス陶磁。約百年前にニーダー・シュレジエンのフリッツ・ホッホベルク伯爵から贈られたマイセン・ベルリンなどのドイツ陶磁。それらに加えて、オランダ・フランス・デンマーク・ハンガリーなど、ヨーロッパ各地の魅力的なやきものおよそ百七十件を紹介します。
【開催期間】
平成20年1月5日(土)〜
3月9日(日)
【開館時間】
午前9時30分〜午後6時
(入場は午後5時30分まで)